【オーナー特集】カフェダイニング・オレンジ

【オーナー特集】
カフェダイニング・オレンジ オーナー:古舘壮典

【歩み】
もともと、学生時代に喫茶店を経営をしてみたく、アルバイトをしていたが、喫茶店という業態で黒字経営していくことの難しさを知り、普通の喫茶店と違う特色を出すためにバンタン(製菓学校)で洋菓子の勉強をはじめる。卒業後、モンペリエ(洋菓子店)で修行を積み、29歳の時に当時の先輩の繋がりで、今のお店の前身となる店舗のオープニングスタッフとして従事。残念ながらそのお店は最終的にたたむことになってしまうが、自分の経験値を上げるいい機会だとおもい、店舗とその時の負債を全て引き受け、独立。29歳の時から現在に至る(36歳)までの7年間試行錯誤を繰り返しながら経営を安定させる。
【再出発での取り組み】
前のお店は、シックな内装と雰囲気で、敷居が高いイメージが先行していたので、カジュアルな雰囲気と家具の配置を意識し、お客様が気軽に入れるように店内レイアウトや内装を再度作り込む。これといって、特別に大きな取り組みを実施したわけではないが、日々の営業を通して、少しずつ少しずつ、内装や外からの見え方を修正していき、改良を継続的に行った。
また、近隣に結婚式場が多くある立地なので、二次会で利用してもらうために、結婚式場にチラシをおいたり、専門の広告媒体に出稿し、大口の予約が獲得できるように動いた。なかでも、圧倒的な集客効果が出たのがホットペッパーへの店舗広告出稿だった。ちょうど、お店がターゲットとしている20代から30代の利用者がおおく、親和性がたかい広告媒体だった。
【取材担当考察】
取材のなかで、古舘オーナーの成功までの大きな要因となっているものはパティシエ時代に培った、物事に対する緻密さと、細かな改善を経常的に行うことが出来る行動力と継続力だと感じた。

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