サザコーヒー本店
茨城県内でも長い歴史のある非常に有名なコーヒー専門店。サザコーヒーの本店を訪れた。外観からは想像出来ない自然を感じられる空間になっており、中庭のからの光が店内に差し込み、エスニックなインテリアと相まって独特の開放感のあるフロアになっている。
中庭を眺めながらお茶を楽しめるテラス席もあり、12時過ぎくらいから奥様方のティータイムでとても賑やかになってくるぞ。
ランチセットもあり、スープやパンも職人がしっかりと作っており、コーヒーもさることながら、料理についても拘りが見えるメニューとなっている。
サザコーヒーのルーツは映画劇場であり、決して最初からコーヒーで生計を立てていたわけではない。(1942年 勝田宝塚劇場開設)
コーヒー店へと業態を変えたのはその27年後であり、店名は「且座コーヒー店」としてオープン。且座とは禅語の且座喫茶からきており、忙しくて我を忘れている人にまぁ、一息いれて落ち着きなさいという正に喫茶店にうってつけのネーミングとなっている。
サザコーヒーは自社でもコロンビアに農園をもっており、2度に渡る農園の全滅を経験しながらも、平成29年には同国内の品評会で優勝を果たしている。
「単なるコーヒー販売店ではなく、最高の素材を追い求める①コーヒー農園主であり、コーヒーの感動をおくる②コーヒーメーカーでもあり、ホスピタリティーと誠実な心で豊かな時間を提供する③おもてなしのカンパニーでもある。」
この一文はサザコーヒーのホームページにも記載されているものだが、販売店というだけの側面だけではない価値を提供するこの精神は多くの業態に共通するものだと感じた。
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